AV仕様ハードディスク・ドライブには業界標準規格が存在しないため、AVハードディスク・ドライブの構成仕様についてコンピュータ業界ではさまざまな意見があります。一般的に、業界では以下のいくつかの基準を満たすハードディスク・ドライブをAV対応としています。
ドライブにサーマル・リキャリブレーション機能が付いているか。シーゲイトの現行および最新のSCSIおよびATAドライブにはすべてサーボを内蔵し、サーマル・リキャリブレーションを排除することで、ドライブにおけるこの問題を解決しました。SCSIには、通常、SCSIドライブで使用する多くの機能が搭載されており、またSCSIインターフェイスの堅牢さは、コスト的に安価なIDE/ATAインターフェイスよりもAV作業に適しているため、AV作業に最適なインターフェイスであると考えられています。
現在使用しているAVアプリケーションでは、どのくらいのデータ転送の帯域幅が必要でしょうか。まず、使用するストレージのインターフェイス(通常はATAおよびSCSI)の容量が、現在使用中のAVアプリケーションに必要なデータ転送速度を満たしているかを確認する必要があります。例:DVビデオおよびオーディオに対してコンシューマレベルの編集を行う場合は、5MB/秒までのデータ転送速度があれば正常に機能します。このレベルのパフォーマンスは、ATAインターフェイスのドライブで十分に処理することができます。一方、プロ用のフィルム編集では、正常に機能させるために最大900MB/秒のデータ転送速度が必要となります。このレベルのパフォーマンスを実現するには、SCSIやファイバ・チャネル・インターフェイスのドライブが持つハイエンドな機能が必要です。必要なデータ転送速度がわからない場合は、ご使用の編集/キャプチャ用ハードウェアおよびソフトウェアのメーカーへ直接お問い合わせください。データ転送速度を具体的に把握することで、ご使用のAVのニーズに最適なハードディスク・ドライブおよびストレージ・インターフェイスを選択できるようになります。
監視システムのリソース
ビデオ監視システムでは、リアル・タイムで連続的に記録されたフルモーション・ビデオを実現する必要があります。通常は高画質フレームの解像度を使用します。現在業界では、オペレータ・コンソール、デジタル・イメージング、ビデオ・ストレージを1つの包括的なセキュリティ・ソリューションに集約した統合セキュリティ製品に移行しています。このような統合システムでは、完全に新しい使用方法のモデルがビデオ監視システムにもたらされます。ネットワーク対応のシステムには、24時間連続稼動のフルモーション・ビデオや高精細度ビデオが格納されるため、大規模なストレージが必要になり、ハードディスク・ドライブへの依存が非常に大きくなります。シーゲイトでは、統合デジタル・ビデオ監視システムを、屋内、エンタープライズ、堅牢型に分類しています。
屋内ビデオ監視システム
組織の情報および資産を保護するニーズにより、さらに効果的な屋内ビデオ監視システムの整備が求められてきています。製品シリーズ名:SV35
堅牢型ビデオ監視システム
モバイル監視システムが司法機関や軍用に急速に浸透している一方で、屋外監視システムも公共および企業組織の資産を保護するために重要性が高まっています。いずれの用途にも堅牢なドライブが使用されます。
製品シリーズ名: EE25
エンタープライズ・ビデオ監視システム
記録された大量のビデオ・データには、信頼性の高いセキュアなマルチドライブのRAIDベース・ストレージ・ソリューションが必要です。このハードディスク・ドライブは、業界最高クラスの大容量を提供します。
製品シリーズ名: Barracuda ES、Savvio、Cheetah